英智学習通信10月号
全国学力テスト結果について
結果から見える、いろいろな共通点や各県の傾向
■文部科学省は、4月18日に全国で行われた2019年度全国学力・学習状況調査(通称全国学力テスト)の結果を公表しました。
全国学力テストとは、2007年から小校6年生と中学3年生を対象に実施されているテストです。
その内容としては、小6生は算数と国語、中3生は国語・数学に加えて今年度は英語を初導入し、国語と算数・数学は基礎知識と活用力を別々の試験で問う従来型から、統合して出題する新形式に変更した形で行われました。
◇今年度の特徴から求められる力は
今回は、全国学力調査と同時に行った学習状況との関係性をクローズアップしてみます。国語、算数・数学に関する興味関心(~の勉強が好き)だと回答した生徒は、正答率が高い要因になっています。
また、算数・数学で学習したことを普段の生活の中で活用できないか考えたり、国語で文章を読むときに目的に応じて、文章や段落どうしの関係を考えている生徒の方が正答率がより高いことを見ると、2020年から開始される大学入学共通テストで必要な「思考力・表現力・判断力」と同じ力がある生徒が全国学力テストにも影響していると思われます。
これから求められる力は「知識・技能」をベースに、課題を発見し解決するための「思考力・判断力・表現力」です。また、「社会への興味・関心」も大切です。
漠然と進学を目標とするのではなく、①何のために進学するのかを考える ②英智学館で学習したことをしっかりと理解する ③苦手意識を克服する工夫(取り組み) など、日々の学習に対する基本姿勢を身につけることが重要です。
詳しくは、英智学習通信10月号をご覧ください。